レストランサンサーラ廃業のご挨拶

 謹啓  薫風の候 新型コロナウイルス肺炎が世界的に大流行しておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、レストランサンサーラは五月末日をもって廃業の運びとなりました。六十二歳で飲食店営業という私にとっては全く未知の分野に心躍らせて飛び込みました。広島県の中央の田舎町・福富町で、お客様に心もお腹も満足していただけるレストランの形を模索しながら、この間過ごして参りました。毎日が初日の気持ちでした。目標には到底届きませんでしたが、私自身は大変充実した楽しい日々を過ごすことができました。十七年一か月の間、終始皆様の大きな優しいお心に支えられていたことに深く感謝いたしております。
 生涯現役と豪語しておりましたが身内に後継者がいなく、最近は身辺整理が頭をよぎる年頃になっておりました。
こんな折、サンサーラの建物と庭を利用して別の店名でレストランを開業したいという若者が現れました。ここでレストランの経営を譲ることにしました。
 今後は夫と共に林の中で野鳥や(獣や)草花に包まれて、時に地域活動に参加したりのんびりと暮らしたいと思っております。